ブログ記事の書き方|読まれる構成テンプレートと作り方の手順

2026.07.03
読まれる記事は型でつくれるイメージ
ページに広告が含まれる場合があります

ブログを書こうとパソコンの前に座ったのに、一行目から手が止まる。なんとか書き進めても話があちこちに飛び、読み返すと何が言いたいのか自分でもわからない——。

ブログの書き方で悩むこの症状の原因は、文才ではありません。

読まれるブログは、書く前の「構成」で9割決まるのに、構成を作らずに書き始めているからです。

この記事では、読まれる記事の構成テンプレートと、書く前に骨組みを固める5つの手順を解説します。

そして、ひとつ仕掛けがあります。

この記事自体が、これから紹介するテンプレートどおりに書かれています

執筆前に作った実物の構成メモも後半で公開しますので、読みながら答え合わせをしてみてください。

PR
AIライティングブートキャンプ
本物の AIライティング を
無料で学んでみませんか?

【無料参加特典】
ビジネス自動化講座(定価169,800円)

このリード文も「型」で書いた──種明かしから始めます

いきなり種明かしをすると、上のリード文は「共感 → 問題提起 → 結論予告」という、この後に紹介する型へ当てはめて書いたものです。

白紙の前で固まるあなたの状況を描き(共感)、原因は構成にあると指摘し(問題提起)、この記事で何が得られるかを予告する(結論予告)。

あなたがいま、この行まで読み進めてくれたのなら、型が仕事をした証拠です。

なぜ、それほど構成が効くのか。データがあります。

Microsoft Researchの研究チームが約20万ページ・20億件超の閲覧データを解析した結果、読者がページを去るかどうかは、最初の10秒でほぼ決まることがわかっています。逆に、この審査を突破して30秒とどまってもらえれば、2分以上読まれる可能性が一気に高まります。

参考:Nielsen Norman Group「How Long Do Users Stay on Web Pages?」(Chao Liuらによる調査の解説)/https://www.nngroup.com/articles/how-long-do-users-stay-on-web-pages/

そして、10秒で読者に伝わるのは、名文かどうかではありません。

「自分の悩みの話か」「答えがありそうか」という構造です。

だから私は、文章力は内装で、構成は骨組みだと考えています。骨組みが歪んだ家は、内装をどれだけ磨いても住めません。まず骨組みから整えていきましょう。

読まれるブログ記事の構成テンプレート

読まれるブログ記事は、おおむね次の3ブロックでできています。

【記事全体の構成テンプレート】

  1. リード文(導入)──共感 → 問題提起 → 結論予告 で、読者を引き込む。
  2. 本文(H2を複数)──結論 → 理由 → 具体例 → 手順 → 注意点 の順に展開。
  3. まとめ──要点を3つに整理し、次の行動を案内する。

それぞれのブロックに、役割と型があります。

① リード文──最初の数行で「自分ごと」にさせる

リード文の役割は、たったひとつ。

「この記事は、自分のための記事だ」と読者に思わせることです。

先ほどの10秒の審査を受けるのは、主にこのブロックです。

【リード文の型】

  1. 共感──読者の悩みや状況を、読者自身の言葉で描く。
  2. 問題提起──「実は原因はここにある」と、なぜそうなるかを示す。
  3. 結論予告──「この記事を読めば◯◯がわかる」と、得られるものを伝える。

ここで力を入れるべきは、飾った言葉ではなく「悩みの言い当て」です。

読み手に伝わる書き出し・最初の3行の作り方は、こちらで詳しく解説しています。

② 本文──各見出しを「結論ファースト」で組む

本文は、H2見出しをいくつか立てて埋めていきます。並べる順番は「読者が知りたい順」が鉄則です。

多くの場合、結論 → 理由 → 具体例 → 手順 → 注意点 の流れになります。歴史や定義から始めるのは、読者を待たせる悪手です。

各見出しの中身はPREP法(結論 → 理由 → 具体例 → 結論)で書くと、読者にも検索エンジンにも伝わりやすくなります。見出しごとに「まず結論」を徹底するだけで、文章は驚くほど締まります。

主張を根拠で支えて「納得」を生む論理構造の作り方は、別記事で詳しく整理しています。

③ まとめ──要点を3つに絞り、次の一歩を示す

まとめの役割は、記事の要点を読者の記憶に残すことです。

あれもこれもと振り返らず、一番大事な要点を3つほどに絞って箇条書きにします。

そして最後に、読者が次にとるべき小さな一歩を添える。読み終えた読者が「結局、何をすればいいか」を迷わないことが、よいまとめの条件です。

構成は「書く前」に作る──5つの手順と実物の構成メモ

ここが、この記事で一番伝えたいところです。多くの人は、構成を考えずにいきなり本文を書き始めます。だから途中で迷子になる。

ブログの出来は、書き始める前の「設計」でほぼ決まります

手順は5つです。

【構成を作る5つの手順】

  1. キーワードと読者を決める──誰の、どんな検索に答えるかを1つに絞る。
  2. 記事のゴールを決める──読者が「何を持ち帰れたら成功か」を言語化する。
  3. 上位記事を研究する──そのキーワードの上位記事が、何にどう答えているかを分解する。
  4. 見出し(H2・H3)を先に並べる──本文を書く前に、骨組みだけ完成させる。
  5. 各見出しに要点をメモする──書く内容を一行ずつ置いてから、肉付けに入る。

この「見出しを先に作る」が決定的に効きます。骨組みができていれば、本文は各見出しを順番に埋めるだけの作業になり、手が止まることはありません。

言葉だけでは伝わりにくいので、この記事を書く前に私が実際に作った構成メモを、ほぼそのまま載せます。

【実物・この記事の構成メモ】

  • キーワード──ブログ 書き方 構成 テンプレート
  • 読者──構成を作らずに書き始めて、途中で手が止まる人
  • ゴール──「見出しを先に作れば迷わない」を持ち帰り、今日、記事1本分の骨組みを作ってもらう
  • 見出し案──種明かし → 全体テンプレート → 書く前の手順 → 文字数の考え方 → 型の破り方
  • 要点メモ──リードは白紙の場面から/10秒データは種明かしの直後/文字数は「削って残る」で締める

プロの構成案と聞くと立派な設計書を想像されがちですが、実物はこの程度の走り書きです。それでも、これがあるだけで迷子になりません。

ちなみにあなたがいま読んでいるこの記事は、このメモをほぼそのまま肉付けしたものです。

なお、この程度のメモすら出てこない——誰に何を伝えたいかが浮かばない——場合は、構成ではなく「書く前に考えていない」ことが原因です。その解決法は別記事で整理しています。

手順1のキーワード選定と検索意図の読み解きは、SEOの土台になる工程です。検索エンジンに評価される記事の書き方の原則は、こちらで7つにまとめています。

3000字は「埋める」ものではなく「削って残る」もの

「3000字も書けない」と悩む人は多いですが、心配はいりません。

文字数は、追いかけるものではなく、結果としてついてくるものです。

構成テンプレートに沿って各見出しを丁寧に埋めれば、3000字程度には自然に届きます。

絶対にやってはいけないのが、文字数を稼ぐための水増しです。同じことを言い換えて繰り返す、関係の薄い話で引き延ばす——こうした記事は、読者にすぐ見抜かれて離脱されます。

大事なのは「何字書いたか」ではなく「読者の悩みに過不足なく答えたか」

その結果が2000字なら2000字でいいし、5000字必要なら5000字書く。

むしろ意識すべきは、足すことより削ることです。一文ごとに「この一文がなくても意味は通るか?」と問い、通るなら削る。文章は引き締まり、密度が上がります。

この「読む労力を減らす」こと自体が、離脱を防ぐ戦略になります。

読者の「読まない壁」の越え方は、こちらで解説しています。

型は、最後に破るためにある

最後に、型との付き合い方の話をします。

正直に告白すると、私は最初から書けたわけではありません。10年前の自分の文章を読み返すと、いまでも恥ずかしすぎて頭を抱えます。

書けるようになった転機は、徹底的な模倣でした。好きな書き手の文章をひたすら書き写し、自分で書くときも「この人ならどう構成するか」と憑依するレベルで考えて書く。

構成テンプレートも同じで、最初は借り物の型から始まればいいのです。武道でいう守破離の「守」です。

この書き写し(写経)を含め、文章力を毎日鍛えるトレーニングの続け方は、こちらの記事に譲ります。

そして、たくさん書くうちに気づいたことがあります。

型は、文字を「埋めるため」ではなく、「削るため」にあるということです。

型があると、どの段落が幹で、どの一文が余計かが見えるようになります。

型は穴埋めの用紙ではなく、引き算の物差し。ここを取り違えると、型に沿って水増しした「それっぽいだけの記事」が量産されてしまいます。

もうひとつ。

テンプレートは、最後は破っていい

型どおりに整えるだけの記事なら、いまやAIが一瞬で書きます。読者の心を動かすのは、整った構成の上に乗った、あなた自身の体験と、ふとこぼれる人間くささです。

型を守り、使いこなし、やがて破る。この順番は、文章に限らず私の生き方そのものでした。

世間の「正解」という型を守るところから始めて、最後は自分の基準で破り直した過程は、著書(Amazon kindle ランキング 5冠を達成した電子書籍)『あ、常識とかいいんで、とりあえず自由ください。』に綴っています。下記より無料でお読みいただけます。

まとめ──まず「骨組み」から作ろう

最後に、この記事の要点を整理します。ここでは型どおり、3つに絞ってみました。

【この記事のまとめ】

  • ブログ記事は「リード → 本文 → まとめ」の構成テンプレートで書ける。最初の10秒を突破するのは、名文ではなく構成。
  • いきなり書かず、見出しを先に並べる。構成メモは走り書きで十分。
  • 文字数は結果。型は埋めるためではなく、削るための物差し。最後は破っていい。

書けないのは、才能がないからではありません。骨組みを作らずに書き始めているだけです。

次の記事にとりかかる前に、見出しを3つだけ、メモに書き出してみてください。白紙の前で固まる時間が、それだけで確実に減ります。

型を手に入れ、そこに自分の経験を一滴落とす。その積み重ねが、あなたにしか書けない記事を育てていきます。

リライフ特集

この記事は役に立ちましたか?
もし参考になりましたら、下のボタンで教えてください。

Studio Rough Style(SRS)代表。 当サイト管理人&編集長。 1976年生まれ、熊本県出身、東京都在住。 元プロボクサーで、選手引退後に、派遣・アルバイトなど30社以上の現場を渡り歩くフリーター生活を経験後、セカンドキャリとしてネット起業の世界へ。 詳細は下記にて。 [clink url="https://studio-rough-style.net/self-introduction/"]

コメント

この記事へのコメントはありません。

コメントを残す


関連記事

目次