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シロアリの種類と見分け方|ヤマト・イエ・カンザイとクロアリの違い

2026.06.24
シロアリの種類と見分け方

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この記事を書いたチーム

Studio Rough Style 編集部|「完璧であることより、自分らしくあること」をテーマに、日々の暮らしを心地よく整えるための情報をお届けしています。

「家の中でシロアリらしき虫を見つけた。でも、本当にシロアリ?種類は?」──適切な対処の第一歩は、相手を正しく知ることです。

日本で住宅に被害を与えるシロアリは、主にヤマトシロアリ・イエシロアリ・アメリカカンザイシロアリの3種。それぞれ生息地も被害の特徴も異なり、対処の前提が変わります。

この記事では、3種の見分け方と、混同されやすいクロアリとの違いを整理します。

住宅を加害するシロアリ3種の特徴

種類 主な分布 特徴
ヤマトシロアリ 北海道北部を除く全国 湿気の多い木材を好む。床下・水回り中心。最も一般的。
イエシロアリ 千葉以西の温暖な沿岸部 加害スピードが速く、被害が建物全体に及ぶ。巣が大規模。
アメリカカンザイシロアリ 各地に点在(外来種) 乾いた木材も食害。発見が遅れやすい。

このうち、日本の住宅被害の多くを占めるのがヤマトシロアリです。一方、イエシロアリは加害が速く被害が深刻になりやすい種類。アメリカカンザイシロアリは乾燥した木材にも巣をつくる、やや特殊な外来種です。

羽アリの「時期・色」で種類を見分ける

最も身近な見分け方が、羽アリ(群飛する個体)の発生時期と体色です。種類ごとにはっきり違いがあります。

種類 発生時期・時間帯 体色
ヤマトシロアリ 4〜5月の昼間(10時〜正午頃) 黒褐色
イエシロアリ 6〜7月の夕方〜夜(灯りに集まる) 黄褐色
アメリカカンザイシロアリ 3〜11月の昼間(地域差が大きい) 赤褐色

夜、玄関灯や窓の灯りに茶色っぽい羽アリが集まってくるなら、イエシロアリの可能性があります。羽アリを見つけたときの正しい初動は、別記事にまとめています。

シロアリとクロアリ(普通のアリ)の違い

羽アリが出ても、その多くは実はクロアリの羽アリです。シロアリかどうかは、次の3点で見分けられます。

見分けポイント シロアリ クロアリ
触角 数珠状でまっすぐ くの字に折れ曲がる
羽の大きさ 前後4枚がほぼ同じ・すぐ落ちる 前羽が大きく後羽が小さい・取れにくい
胴の形 くびれがなく寸胴 腰にはっきりしたくびれがある

とくに分かりやすいのが胴の形です。「くびれがなく、ずんどう」ならシロアリ「くびれがある」ならクロアリと覚えておくと、その場で見当がつきます。

アメリカカンザイシロアリは「糞」が手がかり

少し特殊なのがアメリカカンザイシロアリです。湿気がなくても乾いた木材に巣をつくるため、床下に限らず屋根裏や家具にも被害が及びます。羽アリを見逃しても、砂粒状の硬い糞が手がかりになります。

木材の小さな穴から、ごま粒や砂のような乾いた糞がこぼれ落ちていたら、この種類を疑います。発見が遅れやすいぶん、気づいたら早めの対処が大切です。

種類が分かったら、次にすること

種類の見当はあくまで手がかりです。正確な特定と被害範囲の把握は、専門業者の調査が確実です。

羽アリや糞を見つけたら、市販スプレーで刺激せず、まずは状況を確認してもらいましょう。

あわせて、床のきしみや蟻道(ぎどう)など、ほかの被害サインがないかを確認しておくと、状況がより正確に見えてきます。

セルフチェックの方法は、こちらの記事で解説しています。

まとめ:相手を知ることが、対処の第一歩

  • 住宅を加害するシロアリはヤマト・イエ・アメリカカンザイの3種
  • 羽アリの時期と体色で種類をしぼり込める
  • シロアリとクロアリは触角・羽・胴の形で見分けられる(くびれの有無が分かりやすい)
  • アメリカカンザイシロアリは砂粒状の糞が手がかり
  • 正確な特定と被害範囲は、業者の調査が確実

種類が分かれば、漠然とした不安は「具体的な対処すべきこと」に変わります。

費用・工法・業者選びの全体像を知りたい方は、完全ガイドにまとめています。

被害の可能性が見えたら、信頼できる業者に調査を依頼する段階です。

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日本の住宅を加害するシロアリ3種(ヤマトシロアリ・イエシロアリ・アメリカカンザイシロアリ)の特徴と見分け方を解説。分布、被害の特徴、羽アリの時期、そしてクロアリとの違いまで。相手を正しく知ることが、適切な対処の第一歩です。

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