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シロアリ駆除の費用相場|坪単価・30坪の目安と内訳をプロ基準で解説

2026.06.22
シロアリ駆除の費用相場

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この記事を書いたチーム

Studio Rough Style 編集部|「完璧であることより、自分らしくあること」をテーマに、日々の暮らしを心地よく整えるための情報をお届けしています。

「シロアリ駆除って、結局いくらかかるのか」

これが、多くの方が最初に知りたいことだと思います。

結論から言えば、一般的な30坪の戸建てで約12万〜30万円が一つの目安です。

ただし、この数字を鵜呑みにするのは危険です。なぜなら、シロアリ駆除の費用は工法・被害状況・業者のタイプによって大きく変わり、同じ家でも提示額が倍近く違うことが珍しくないからです。

この記事では、相場の全体像と費用の内訳を整理したうえで、「高すぎる見積もり」にも「安すぎる業者」にもだまされないための判断軸をお伝えします。

シロアリ駆除の費用相場(坪数別の目安)

シロアリ駆除の費用は、施工面積(おおむね1階の床面積)に坪単価を掛けて算出されます。

一般的なバリア工法(薬剤を散布する最も標準的な工法)の場合、坪単価は約5,000〜10,000円/坪、㎡あたりにすると約1,500〜3,000円が目安です。

施工面積 費用の目安(バリア工法)
15坪(小さめの戸建て) 約6万〜15万円
20坪 約8万〜20万円
30坪(一般的な一軒家) 約12万〜30万円
40坪 約16万〜40万円

※2026年時点の一般的な相場です。被害状況・建物の構造・地域・業者タイプによって変動します。実際の金額は必ず見積もりでご確認ください。

なお、一般財団法人経済調査会の調査では、2026年時点の全国相場は㎡あたり2,300〜2,500円(坪あたり約7,590〜8,250円)とされ、物価高の影響で年々上昇傾向にあります。

「予防」か「駆除」かで費用は変わる

同じシロアリ対策でも、まだ被害が出ていない段階の「予防」と、すでに被害がある「駆除」では、費用が変わります。

区分 内容 費用の目安(30坪)
予防 被害が出る前の対策 約9万〜15万円
駆除 被害ありの対応 約15万〜30万円以上

すでに木材の補修が必要なほど被害が進んでいる場合は、駆除費用に加えて修繕費がかかり、総額が跳ね上がります。

予防と駆除の考え方の違いは、別記事で整理しています。

費用の内訳──何にお金がかかっているのか

見積もりの金額が妥当かを判断するには、費用が何で構成されているかを知っておくと役立ちます。シロアリ駆除の費用は、大きく3つに分かれます。

項目 内容 目安割合
施工費 床下処理・穿孔処理などの作業 約40〜50%
薬剤費 防蟻薬剤・ベイト剤など 約20〜30%
人件費 作業員の人数・時間 約20〜30%

見積書が「一式」とだけ書かれている場合は要注意です。施工費・薬剤費・人件費などの内訳が明示されているかを確認しましょう。なお工法によって算出方法が変わり、ベイト工法はバリア工法の約1.5〜2倍が目安です。

工法ごとの費用差は比較記事で詳しく解説しています。

同じ家でも、業者タイプで価格が変わる

意外に見落とされがちなのが、業者のタイプによって坪単価が大きく異なるという事実です。同じ住宅・同じ条件でも、どこに頼むかで総額が変わります。

業者タイプ 坪単価の傾向
全国展開の大手 約8,000〜10,500円(高め・安心感)
地域密着の中堅 約5,400〜8,300円(バランス型)
紹介・比較サービス経由 約3,600〜6,600円(競争で抑えめ)

※業者タイプ別の傾向であり、個別の業者・地域により異なります。

大手には全国対応や手厚い保証という安心がありますが、その分価格は高めです。一方、比較サービス経由は相見積もりの競争原理が働き、抑えめになる傾向があります。

どちらが良い・悪いではなく、複数を並べて比較してこそ「自分にとっての適正価格」が見えるということです。

「適正価格」を見抜く、たった一つの方法

ここまで相場を細かく見てきましたが、最も確実に適正価格を知る方法は、突き詰めれば一つです。

複数の業者から、同じ条件で見積もりを取ること。

1社だけの見積もりでは、その金額が高いのか安いのか、判断する基準がありません。相場の2倍を提示されても気づけませんし、逆に不自然に安い金額の裏に手抜き施工が潜んでいても見抜けません。3社以上を並べてはじめて、「高すぎる業者」と「安すぎる業者」が浮かび上がり、妥当な価格帯が見えてきます。

とはいえ、1社ずつ連絡して日程を調整するのは大変です。スマホ1分の入力で複数社の見積もりをまとめて取れる、無料の一括見積もりサービスの使い方は、別記事で解説しています。

費用負担を軽くする:確定申告という選択肢

支払った費用を、あとから一部取り戻せる可能性があることも知っておきましょう。

シロアリの駆除費用は、確定申告の「雑損控除」の対象になります。国税庁は、シロアリ被害を「異常な災害」に該当するとし、駆除費用や被害箇所の修繕費を控除対象として認めています(予防目的の費用は対象外)。

領収書や調査報告書を保管しておけば、翌年の確定申告(または還付申告)で所得税の一部が戻る場合があります。

手続きの詳細は専門記事にまとめました。

まとめ:金額より「比較」で適正を確かめる

  • 30坪の戸建てで約12万〜30万円が一つの目安(坪単価5,000〜10,000円)
  • 「予防」より「駆除」、被害が進むほど費用は膨らむ
  • 費用は施工費・薬剤費・人件費で構成。「一式」表記は要注意
  • 業者タイプで坪単価は大きく変わる
  • 適正価格を知る最も確実な方法は複数社の相見積もり
  • 駆除費用は確定申告の雑損控除で一部取り戻せる可能性がある

金額の数字を覚えることより、複数を比較して自分の家の適正価格を確かめること。それが、高すぎる契約も、安かろう悪かろうも避ける、いちばんの近道です。

具体的な業者の選び方と、無料で複数社を比較する方法は、こちらの記事で解説しています。

慌てて1社で即決して後悔する前に。失敗しない業者選びの手順と、スマホ1分の無料一括見積もりの活用法を、業者選びの特集記事にもまとめています。

シロアリ駆除

シロアリ駆除の費用相場

高すぎる見積もりにも、安すぎる業者にもだまされないための判断軸

シロアリ駆除の費用相場を坪数別・工法別・予防/駆除別に整理しました。坪単価の目安、30坪の総額、費用の内訳、業者タイプによる価格差、そして「適正価格」を見抜く方法まで。高すぎる見積もりにも、安すぎる業者にもだまされないための判断軸を解説します。

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