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シロアリ予防と駆除の違い|予防のタイミングと5年ごとの再処理

2026.06.19
シロアリ予防と駆除の違い

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この記事を書いたチーム

Studio Rough Style 編集部|「完璧であることより、自分らしくあること」をテーマに、日々の暮らしを心地よく整えるための情報をお届けしています。

シロアリ対策には、「予防」と「駆除」という2つの対策があります。似ているようで、目的も費用も、動くべきタイミングもまったく違います。

ひとことで言えば、駆除は「すでにいるシロアリを退治する」、予防は「被害が出る前に守る」こと。

そして、シロアリ対策で見落とされがちなのが、一度施工すれば終わりではなく、効果はおおむね5年で切れるという事実です。

この記事では、予防と駆除の違いを整理し、いつ予防に動くべきか、なぜ5年ごとの見直しが必要なのかを解説します。

予防と駆除は、目的が違う

比較項目 予防 駆除
目的 被害を未然に防ぐ 今いるシロアリを退治する
タイミング 被害が出る前・新築時・5年ごと 被害を発見したとき
費用の目安(30坪) 約9万〜15万円 約15万〜30万円以上
心理的負担 穏やか(備えの安心) 大きい(被害の不安)

表を見てわかるように、予防のほうが費用も心理的負担も小さいのが特徴です。被害が進んでからの駆除は、修繕費も加わって総額が膨らみます。早めに手を打つことが、結果的に住まいとお金を守ります。

費用相場の詳しい内訳は、別記事で解説しています。

予防に動くべきタイミング

では、いつ予防を考えればよいのでしょうか。代表的なタイミングは次の通りです。

  • 新築から5年が経過したとき:新築時の防蟻処理の効果が切れる頃
  • 前回の施工から約5年:薬剤の効果がおおむね5年で切れるため
  • 中古住宅を購入したとき:過去の施工履歴が不明な場合は点検から
  • 周辺でシロアリ被害や羽アリが確認されたとき:近隣からの侵入リスクに備える
  • 床下の湿気が気になるとき:湿気はシロアリを呼び込む大きな要因

とくに羽アリを見かけた場合は、すでに被害が始まっているサインかもしれません。予防というより駆除が必要な段階の可能性もあるため、まずは状況の確認が大切です。

羽アリを見つけたときの対処は、別記事で解説しています。

なぜ「5年ごと」なのか

シロアリ対策で最も誤解されやすいのが、「一度やれば一生安心」という思い込みです。実際には、防蟻薬剤の効果はおおむね5年が目安です。

これは業者が利益のために言っているわけではありません。公益社団法人 日本しろあり対策協会も、防除処理について「5年を目途に再処理をする」ことを標準仕様として定めています。

薬剤は時間とともに少しずつ分解・揮発し、防御の効果が弱まっていくためです。

つまりシロアリ対策は、車の車検のように「数年ごとに見直す前提で付き合うもの」。一度きりのイベントではなく、住まいのメンテナンスの一部と考えると、無理なく続けられます。

予防では何をするのか

予防施工も、基本的には駆除と同じ工法(バリア工法・ベイト工法)を使います。床下の土壌や木部に防蟻薬剤を処理し、シロアリが侵入できない層をつくるのが中心です。

あわせて、日頃から次の点に気をつけると、予防効果が高まります。

  • 床下の換気・除湿:湿気を減らし、シロアリの好む環境をつくらない
  • 家の周りに木材を放置しない:廃材や段ボールはシロアリの餌になる
  • 定期的な床下点検:早期発見が、被害と費用を最小限に抑える

工法ごとの予防の違いは、バリア工法とベイト工法の比較記事でも詳しく触れています。

まとめ:被害が出る前の一手が、いちばん軽い

  • 駆除は「今いるシロアリを退治」、予防は「被害が出る前に守る」。
  • 予防のほうが費用も心理的負担も小さい
  • 薬剤の効果は約5年。日本しろあり対策協会も5年目途の再処理を標準とする。
  • 新築5年経過・中古購入・周辺被害・床下の湿気が予防のサイン。
  • シロアリ対策は「数年ごとに見直す住まいのメンテナンス」。

予防も駆除も、共通して大切なのは「信頼できる業者に、適正価格で頼むこと」です。

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