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この記事を書いたチーム
Studio Rough Style 編集部|「完璧であることより、自分らしくあること」をテーマに、日々の暮らしを心地よく整えるための情報をお届けしています。
「前の家ではカビに悩まなかったのに、引っ越したら急に」
そんな経験をした方は少なくありません。実は、家の構造(木造か、鉄筋コンクリートか)や築年数によって、カビの出やすさは変わります。
自分の住まいがどんな特性を持つのかを知ると、効かせどころが見えてきます。
この記事では、構造・築年数とカビの関係を整理します。物件選びの視点としても役立ちます。
木造とRC(鉄筋コンクリート)、カビの出やすさの違い
結論から言うと、一般に鉄筋コンクリート(RC)造のほうが、結露によるカビが出やすいとされます。理由は「気密性」と「調湿性」にあります。
| 構造 | 特性 | カビの傾向 |
|---|---|---|
| RC造 | 気密性が高い。コンクリートは調湿しない | 湿気がこもり、壁が結露しやすい。換気が要 |
| 木造 | 木や土壁がある程度湿気を吸う(調湿) | 通気は取りやすいが、水がしみ込むと内部で進行 |
RC造は気密性が高く冷暖房が効きやすい反面、意識して換気しないと湿気がこもります。
木造は木材が調湿する利点がある一方、いったん水がしみ込むと内部で静かにカビが進むことがあります。
それぞれ弱点が違うのです。
築年数によるリスクの違い
古い家(築年数が経っている)
古い住まいは、断熱性が低く結露しやすい、換気設備が古い、配管や外壁からの浸水がある、といったリスクを抱えがちです。
壁の内部や床下など、見えない場所でカビが進んでいることもあります。
新しい家(高気密・高断熱)
一方、新しい家は快適で結露しにくい反面、気密性が高いぶん、換気を怠ると湿気がこもるという別のリスクがあります。「新築なのにカビ」が起きるのはこのためです。
詳しくは新築・高気密住宅の記事で扱っています。
構造を問わず効く「共通の対策」
構造や築年数で弱点は違っても、やるべきことの土台は同じです。
湿度を下げ、空気を流す。これがすべての住まいに効きます。
- 換気を習慣にする(24時間換気は止めない)
- 結露はこまめに拭き取る
- 家具を壁から離し、収納を詰め込まない
- 水回りの湿気を、その都度逃がす
結露対策や予防の習慣、賃貸で気になる原状回復については、それぞれの記事にまとめています。自分の住まいの弱点に合わせて、重点を選んでください。
出てしまったカビは、構造を問わず根から断つ
どんな構造の家でも、出てしまった黒カビの対処は共通です。
拭ける・流せる場所のカビには、こすらず放置するだけで根まで届く業務用レベルのカビ取り剤が役立ちます。古い家の頑固な黒ずみにも、根まで浸透して働きます。
落とした後は、住まいの弱点に合わせた換気・乾燥で再発を防ぎましょう(※古い建材・無垢材・金属・色物は目立たない場所でテスト。換気・手袋を守り、酸性のものと混ぜない)。
カビ取り全体の進め方は完全ガイドに、根まで届く業務用レベルのカビ取りスプレーの詳細は特集記事にまとめています。あわせてご覧ください。
まとめ
- 一般にRC造は気密性が高く結露しやすい。木造は調湿するが浸水に弱い。
- 古い家は断熱不足・浸水、新しい家は気密ゆえの換気不足がリスク。
- 構造・築年数で弱点は違っても、土台の対策は湿度を下げ・空気を流す。
- 24時間換気は止めない。結露は拭く、家具は壁から離す。
- 出たカビは構造を問わず根から断ち、住まいに合った換気で再発を防ぐ。
