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この記事を書いたチーム
Studio Rough Style 編集部|「完璧であることより、自分らしくあること」をテーマに、日々の暮らしを心地よく整えるための情報をお届けしています。
「新築なのに、もうカビが生えた」
せっかくの新しい住まいで黒ずみを見つけたときのショックは、小さくありません。古い家ならまだしも、なぜ新居で?と戸惑う方は少なくないのです。
実は、高気密・高断熱の現代の住まいほど、換気を怠るとカビが出やすいという面があります。
この記事では、その意外なしくみと、新居でカビを防ぐための考え方を整理します。
「新しいのにカビ」が起きるしくみ
最近の住宅は、冷暖房の効率を高めるため気密性・断熱性が高く作られています。すきま風が少なく快適な反面、自然に空気が入れ替わりにくいという特徴があります。
つまり、意識して換気しないと、生活の中で生まれる湿気(料理・入浴・洗濯・呼吸)が室内にこもり続けます。カビが育つ条件は「温度・湿度・栄養」。高気密の家で湿気がこもれば、新築でもカビの条件はそろってしまうのです。
カビの発生条件は、完全ガイドでも解説しています。
24時間換気システムを止めてはいけない
そこで重要になるのが、多くの現代住宅に備わっている24時間換気システムです。これは、家全体の空気をゆっくり入れ替え続けるための仕組みで、こもりがちな湿気を逃がす役割を担っています。
「電気代がもったいない」「寒い」と、換気システムのスイッチを切ってしまうのは避けましょう。高気密住宅で換気を止めることは、湿気の逃げ場をなくし、カビを招く大きな原因になります。基本はつけっぱなしが正解です。
あわせて、給気口・排気口のフィルターが目詰まりすると換気の効率が落ちます。定期的な掃除で、システムを本来の性能で働かせましょう。
新居でカビを防ぐ習慣
換気システムに加えて、日々のちょっとした習慣が効きます。基本は「湿気を出したら、逃がす」こと。
- 入浴後は浴室の換気を長めに──湿気を居室に回さない
- 料理中・後は換気扇を回す
- 家具は壁から少し離す──新居のきれいな壁裏を守る
- 窓の結露は拭き取る──断熱性が高くても窓は結露しやすい
- クローゼットや収納も時々開けて換気する
結露対策や予防の習慣は、それぞれの記事で詳しく扱っています。新居のうちから習慣にしておくと、きれいな状態を長く保てます。
もし生えてしまったら、早めに・素材に合わせて
新居でカビを見つけたら、広がる前に早めの対処を。
ただし、新しい建材や壁紙、無垢材などはデリケートなことがあります。塩素系を使う前に、目立たない場所でテストし、色物・木部・金属には注意しましょう。
素材ごとの落とし方は、場所別の記事が参考になります。
きれいな住まいを、長く保つために
せっかくの新居。カビは「出てから頑張る」より「出さない・早く断つ」が肝心です。
水で流せる・拭ける場所に見つけたカビには、こすらず放置するだけで根まで届く業務用レベルのカビ取り剤が便利。ゴシゴシこすって新しい建材を傷めることなく、静かに落とせます(※必ず目立たない場所でテストし、換気・手袋を守り、酸性のものと混ぜない。無垢材・金属・色物は使用可否を確認)。
カビ取り全体の進め方は完全ガイドに、こすらず落とせる業務用レベルのカビ取りスプレーの詳細は特集記事にまとめています。あわせてご覧ください。
まとめ
- 高気密・高断熱の家は快適な反面、換気を怠ると湿気がこもりやすい。
- だから新築でもカビの条件(温度・湿度・栄養)がそろう。
- 24時間換気システムは止めない。フィルター掃除で性能を保つ。
- 入浴・料理の湿気は逃がす、結露は拭く、家具は壁から離す。
- 生えたら早めに・素材に合わせて。新建材はテストしてから、こすらず落とす。
