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この記事を書いたチーム
Studio Rough Style 編集部|「完璧であることより、自分らしくあること」をテーマに、日々の暮らしを心地よく整えるための情報をお届けしています。
愛犬の目の下が、いつの間にか赤茶色に染まっている──。いわゆる「涙やけ」です。拭いても拭いても戻ってしまい、「体質だから仕方ない」と諦めている方もいるかもしれません。
けれど、涙やけの原因のひとつに食事が関わっていることがあります。
この記事では、涙やけが起こる仕組みとフードとの関係、食事から見直すポイントを整理します。
※本記事は一般的な情報です。涙やけの背景に目の病気や鼻涙管の異常が隠れていることもあります。急に悪化した・目を気にするなどの場合は獣医師にご相談ください。
結論:涙やけの原因は複数。食事はそのひとつ
先に結論です。
涙やけの原因はひとつではなく、目の構造・鼻涙管のつまり・体質、そして食事など複数が関わります。「フードを変えれば必ず治る」ものではありませんが、食事が一因になっているケースでは、見直しで変化が期待できることもあります。
まずは仕組みを理解し、食事でできることと、受診すべきケースを切り分けて考えましょう。
そもそも涙やけとは|なぜ赤茶色になるのか
涙やけは、涙が目からあふれ、目の下の毛に染み込んで酸化・変色した状態です。涙に含まれる成分が空気に触れて赤茶色になります。
常に涙が多い「流涙症」の状態が続くことで、涙やけは目立ちやすくなります。
涙の通り道と、あふれる仕組み
本来、涙は次のような通り道で静かに流れています。
- 涙腺で涙が作られる
- 目の表面をうるおす
- 目頭にある「涙点」から鼻涙管(びるいかん)という細い管を通り、鼻へ抜けていく
ところが、何らかの理由で涙の量が増える、または鼻涙管の排出が追いつかなくなると、行き場を失った涙が目からあふれます。あふれた涙で目の下の毛が常に湿った状態になると、変色が進むだけでなく雑菌も繁殖しやすくなり、赤茶色の色素沈着やにおいの一因になります。
では、なぜ涙が過剰になるのか。主な背景は次のとおりです。
- 鼻涙管のつまり・狭さ──涙の排出路がうまく機能しない(先天的な要因も)
- 目への刺激──逆さまつげ、被毛、ほこりなど
- 体質・涙の質の変化──ここに食事が関わることがある
小型犬に涙やけが多いのはなぜ?
トイプードル、チワワ、マルチーズ、シーズーなど、涙やけの悩みは小型犬に目立ちます。これは偶然ではなく、体のつくりに理由があります。
- 鼻涙管が細く、曲がりやすい──顔が小さいぶん涙の排出路も細く、つまりやすい
- 目が大きく、前に出た顔立ち──ほこりや被毛の刺激を受けやすい
- 目のまわりの毛が目に入りやすい──刺激で涙が増える
- 白や淡い色の被毛──変色がとくに目立ちやすい
つまり小型犬は、「涙があふれやすい構造」と「変色が目立ちやすい見た目」が重なりやすいのです。だからこそ、体質のせいと諦める前に、刺激や食事など見直せる要因をひとつずつ整えていく価値があります。
犬種や年齢によるフード選びの違いは、こちらの記事で整理しています。
涙やけとフードの関係
食事が涙やけに関わると言われるのは、主に次のような経路です。断定はできませんが、見直す価値のあるポイントです。
| 食事の要因 | 涙やけとの関わり(一般的に言われること) |
|---|---|
| 添加物・酸化した油 | 体への負担が、涙の質や量に影響する可能性があると言われる |
| 食物アレルギー | アレルギー反応の一環として涙が増えることがある |
| 消化・腸内環境 | 消化しきれない成分や腸内バランスの乱れが体調に影響 |
共通するのは、「体に余計な負担をかけない食事」が、結果として体調全体を整えるという考え方です。これは皮膚のかゆみケアと同じ方向性。
とくに添加物の少ないフードを選ぶ視点は重要で、見分け方はこちらで解説しています。
食事から見直すときのポイント
涙やけを食事から見直すなら、皮膚ケアと共通する次の観点が役立ちます。
【涙やけを食事から見直すポイント】
- 無添加を選ぶ──合成酸化防止剤・着色料・香料を避ける
- 消化のよい良質なタンパク質──低品質な原料を避ける
- 新鮮な水と清潔な食器──食事まわりの衛生も涙の質に関わる
- 変化はゆっくり見る──毛は生え替わるため、変化の実感には時間がかかる
ただし、鼻涙管の異常など食事以外が原因の場合、フードを変えても改善しません。急な悪化や、目をしょぼしょぼさせる・気にする様子があるときは、まず獣医師の診察を受けてください。
まとめ:涙やけも「体に負担の少ない食事」から
- 涙やけはあふれた涙が毛に染みて酸化・変色した状態。雑菌の繁殖も関わる
- 原因は目の構造・鼻涙管・体質・食事など複数
- 小型犬は鼻涙管が細く、涙があふれやすい構造のため涙やけが目立ちやすい
- 食事が一因の場合は無添加・良質なタンパク質の見直しが役立つことがある
- 毛の生え替わりがあるため変化はゆっくり見る
- 鼻涙管の異常など食事以外が原因なら受診が必要
涙やけも皮膚のかゆみも、根っこは「体に余計な負担をかけない食事」でつながっています。
その選び方の基準は、こちらで整理しています。
無添加・良質なタンパク質という観点を満たした皮膚ケアフードの具体例は、こちらで紹介しています。涙やけが気になる愛犬の食事を見直す参考にしてください。
