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この記事を書いたチーム
Studio Rough Style 編集部|「完璧であることより、自分らしくあること」をテーマに、日々の暮らしを心地よく整えるための情報をお届けしています。
愛犬の皮膚のかゆみケアでは「無添加のフードを選びましょう」とよく言われます。けれど、いざパッケージを手に取ると、原材料欄には見慣れないカタカナが並び、「結局どれが避けるべきものなの?」と迷ってしまいます。
この記事では、避けたい添加物・原材料と、表示のどこを見ればよいかを整理します。
「無添加」という言葉の落とし穴まで知っておけば、表示に惑わされず選べるようになります。
※本記事は一般的な情報です。特定の成分の危険性や安全性を断定するものではなく、皮膚症状が続く場合は獣医師にご相談ください。
結論:避けたいのは「酸化防止剤・着色料・香料」など
先に結論です。
皮膚にトラブルを抱える愛犬のフードでは、合成酸化防止剤・合成着色料・香料・甘味料といった「嗜好性や保存のための添加物」を避けるのが基本です。これらは栄養のためではなく、見た目や日持ち、食いつきを高めるために加えられるものだからです。
皮膚ケアの観点では、フードは「余計なものが入っていないこと」がまず大切。必要なのは栄養であって、刺激になりうる添加物ではありません。
避けておきたい添加物・原材料
原材料表示で見かけたら、できれば避けたい代表的なものを整理します。
| 種類 | 表示の例 | 加えられる理由 |
|---|---|---|
| 合成酸化防止剤 | BHA、BHT、エトキシキン、没食子酸プロピル | 油の酸化を防ぎ日持ちさせるため |
| 合成着色料 | 赤色◯号、黄色◯号などの着色料 | 見た目を良くするため(飼い主向けで犬には不要) |
| 香料・調味料 | 香料、動物性油脂のオイルコーティング | 食いつきを高めるため |
| 甘味料 | ソルビトール、人工甘味料など | 嗜好性を上げるため |
| あいまいな表記 | 「肉類」「動物性油脂」など内容不明の一括表示 | 何の肉か特定できず、アレルゲン管理がしにくい |
とくに皮膚ケアでは、「肉類」「ミートミール」など中身が特定できない表記に注意が必要です。何のタンパク質か分からないと、アレルゲンを避ける管理ができません。
タンパク質源をはっきりさせる重要性は、こちらで解説しています。
原材料表示は「どこを」見ればいい?
添加物を見分けるには、表示の読み方のコツを知っておくと早いです。次の3点を押さえましょう。
【原材料表示の見方3つ】
- 原材料は「多い順」に並ぶ──先頭に何が来ているかで主原料が分かる。肉・魚が最初なら好ましい。
- 後半のカタカナ群を確認──酸化防止剤・着色料・香料は末尾にまとまっていることが多い。
- 「○○等」「一括表示」に注意──具体名が書かれているほど誠実。あいまいな表記は中身を確認できない。
「天然由来の酸化防止剤(ミックストコフェロール=ビタミンEなど)」を使っているフードもあります。酸化防止そのものは必要な処理なので、「合成か、天然由来か」で見るのがポイントです。
「無添加」という言葉の落とし穴
注意したいのは、「無添加」と書かれていても、何が無添加なのかは商品によって違うという点です。「着色料無添加」と書かれていても、酸化防止剤や香料は入っているかもしれません。
- 「無添加」の対象が一部の添加物だけのことがある。
- 強調表示はマーケティングの面もあり、言葉より原材料表示そのものが確実。
- 「ヒューマングレード」なども定義が一律ではないため、中身の説明があるかを見る。
つまり、パッケージの大きな文字(「無添加」「国産」など)ではなく、裏面の原材料表示で実際の中身を確認するのが、いちばん確かな見分け方です。なお、価格と中身のバランス(コスパ)の考え方は、こちらで整理しています。
まとめ:言葉ではなく「原材料表示」で判断する
- 避けたいのは合成酸化防止剤・着色料・香料・甘味料などの嗜好性・保存目的の添加物
- 「肉類」などあいまいな表記はアレルゲン管理がしにくい
- 原材料は多い順。先頭の主原料と末尾の添加物を確認
- 「無添加」の言葉より、裏面の原材料表示で中身を見るのが確実
添加物の見分け方は、選び方3基準のうち「無添加」を実践するための具体策です。基準の全体像は、こちらで整理しています。
合成添加物を使わず、原材料を明確にした皮膚ケアフードは、こちらで具体的に紹介しています。表示の見方とあわせて確認してみてください。
